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ピアニストのいるレッスンでのルール。

昨日のクラスは、音楽はピアニストが弾いてくれるレッスンだった。
このピアニストとの一緒のレッスンはもう5年くらいになる。
私のレッスンをよく理解してくれて、ぴったりの曲を弾いてくれる。

昨日は、プリエはオペラ座の怪人で始まり、私のテンションは一気に
上がってしまった。私は、本当に音楽とバレエが好きなんだと、改めて
思ってしまう。
(ちなみに、スタジオのピアニストは中高生のレッスンには、ニュースや嵐や
カトゥーンなどをアレンジして、弾いてくれるので、生徒達は時々にやっとして
のりのりで、フラッペをしたりしている。)

練習はピアニストも立ち上がり、皆でルべランスをしてレッスンを始める。
ピアニストは、後ろ向きで、鍵盤の上の譜面台にかすかに写るバレリーナ
の動きを見て、音を合わせる。だからセンターレッスン中に、ピアノの前にたったり
ピアニストのそばで、うろうろしたりは、厳禁である。

ピアニストは心をこめて、音楽を弾いてくれるので、私たちは動きに心をこめて、答える。音楽と踊りのコラボレーションである。
レッスンの最後は、ピアニストにも拍手とルべランスをして終わる。

バレエにはいろいろとルールがあるのだが、最近はルールを教える先生がいない。
技術にとらわれるのではなく、バレエのレッスンの受け方、礼儀や気を回す、思いやり。
そこを、しっかりすることで、一層バレエのレッスンが楽しくなるのだと思う。

2010年05月26日 13:14