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週何回のレッスンが適当でしょう?

私は毎日軽く動いて、身体の調節をして、舞台の前はしっかりレッスンというのが理想です。
が、大人は、そんなにレッスンはできません。大人の方は家で、毎日ストレッチをしましょう。そして、レッスンができる日はレッスンに行き、ジャンプやターンなど、家では出来ないことを、しっかりレッスンすると効果的ですね。


3,4,5,6歳の子供は、週1回のレッスンが多いです。
中には、3歳から、週2回以上の子もいるのですが、その子達は、レッスンにより、
ポジションやバランス感覚、リズム感を発達させます。
結果、幼稚園のお遊戯で、目立っているので、誉められ、自信もついて、リーダーシップをさりげなく発揮出来るようになるようです。
一人で着替えたり、同じ年の子より、自立した印象を受けます。

小学1年生になったら、出来るだけ、週2回以上のレッスンが望ましいのですが、臼倉バレエでは強制はしません。自分がやる気にならないと、伸びていかないからです。
ただ、1年生から3年生まで、身体も心も目覚ましく成長する時期です、ここを週1回で過ごすと伸びるはずの子供も、トウシューズを履く4、5、6年生で苦労します。
トウシューズを履くための筋肉や、骨格を作らなければ、いけない時期に、レッスンが
足りないからです。
ポジションや筋肉、骨格がしっかり作れていないのに、トウシューズは履かせられないのです。
この話は、お母様方にもするのですが、【家はまだいいわ。】という考えの方も多いのも事実です。

小学高学年になると、大人と同じような、難しい技術が入ってきます。
足のステップやジャンプ、ターンの種類も増えていきます。
でも、この時期に正しく鍛えた生徒は、6年の受験の時に少し休んでも、また、中、高、大学生になって
忙しくなり、レッスン量が減っても、すぐに感覚を取り戻せる身体になります。

以上により、小学低学年のレッスンが重要です。
まだまだ、週1回でと思われている方の参考になるといいのですが。

* 今日は大岡山の花壇をきれいに植え替えしました。季節の花を楽しみながら、花の形、色、葉っぱを楽しむのが大好きです。自然にあんな美しくなれるなんて、素晴らしいですね。

2010年06月15日 14:00