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おおきな木 : シェル・シルヴァスタイン 私の好きな絵本

【おおきな木】

私の好きな本です。


最初、本屋さんで立ち読みをした時に
あまりの美しい愛に涙が止まらなくなりました。

私は、いつもこの絵本を心の奥にしまってあり時々
出して、私という人間に問いかけます。

この本は10冊買い、生徒や娘にプレゼントしました。
少年と大きな木の愛、友情は親が子供に与える無償の愛
に通じるものがあります。

もっと大きくとらえると、神様が人を包み込むやさしさに
にも感じられます。

この大きな木の深い愛情を持つことは大変ですが、私は
少しでも近づいていきたいと日々思いつつ・・・・

あらすじ

リンゴの木と少年は友達であった。
ともに遊び、心を通わせていた。
しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。
しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。
木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。
木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。時が経ち、男は年老いて帰ってきた。
そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は最初から最後まで幸せであった

2011年05月18日 08:20