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風姿花伝

バレエと能・・洋と和・・動と静
共通項はあるのかな??と思いつつ
興味を持ち読み始めた。
自分の芸事への関わり方などと比較しながら・・
よし 私ももっと芸を極めようと・・

「風姿花伝」は一子相伝の書として残る
世阿弥の父観阿弥が秘伝として残したもの・・
ちょっと観世家 金春家から秘伝を伝授頂くような
わくわく感が・・

(私は博愛主義というか 一子相伝というより 秘伝があるなら
皆に教えてしまうからなぁ・・)

最初に芸の道の心得として 好色 博打 大酒への三重戒の掟があり
お~っと。 私は 好色ではないが楽しく遊ぶのは好きだなぁ。
博打はしないけど、私の人生 博打のようなものです。
遊びの博打より大きいでしょう!
お酒・・はっきりいって好きです・・。

と最初の本のくだりで・・私はくだけたのですが・・

芸能とは幽玄の世界・・
芸は花のごとし・・
幽玄と花を知ること
あらゆる芸種を心得 年々去来の花を忘れぬ事
その術や工夫などを著したところなどは 勉強になった。


私の勝手な解釈・・
芸を重んじて私心を去れば 能(芸術)の授く恩恵を得られぬことなどあろうか。
芸は個々人より出づるところ大である・
ただその風を得て心より心に伝えゆく花・・
それが 芸術・・それが風姿花伝

2011年08月12日 09:20