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カッチーニのアヴェ・マリアに恋してる!!

先週からこの曲が頭から離れないのですよね。
今日はこの曲を聞いて目が腫れるほど涙がでました。

12月25日のチャリティーコンサートでは声楽家とピアニストと
ダンサーでこの曲をコラボするつもりですが、あまりにも
美しくて・・・
改めて心の創造力は美しく計り知れない
留まるところのない感情の高まりと創造力を持っている人間という
ものの素晴らしさを感じます。

そして美しいものに触れる機会を与えられていること
と感じる心を持てたことに感謝です。

アヴェ・マリア
作曲 F.P.シューベルト

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この曲は1814年(シューベルト28歳)頃の作品です。
イギリスの詩人ウォルター・スコットの「湖上の美人」のなかで
少女が湖畔の聖母像に、祈りをささげる歌といわれています。
エレンは父親の罪が許されるよう祈りました。

大変美しいメロディとハーモニーで、数あるアヴェ・マリアのなか
でも上位一二を競う名作でしょう。
暖かさ、優しさ、苦しさ、切なさ、人間の活きた感情を
やわらかい光に包んで作られたこの曲を聴くたびに
懐かしさとともに浄化される気がします。


"カッチーニのアヴェ・マリア"

[編集]実際には1970年頃ソ連の音楽家ウラディーミル・ヴァヴィロフ(Vladimir Vavilov 1925-73)によって作曲された歌曲である。

録音も楽譜も90年代前半まで知られていなかった。出典が明らかにされず、現在入手出来る出版譜は全て編曲されたもので、歌詞がただ"Ave Maria"を繰り返すだけという内容もバロックの様式とは相容れない。

ヴァヴィロフは自作を古典作曲家の名前を借りて発表する事がよくあったが、自身が共演しているIrene Bogachyovaの1972年の録音では「作曲者不詳」の『アヴェ・マリア』として発表していた。ヴァヴィロフの没後十年を経てCD録音されたMaria Bieshu(1996)やイネッサ・ガランテのデビュー盤(1994)では作曲者が"D. Caccini"と表記され、ジュリオ・カッチーニの作として広まった。

初期の録音にはBieshuとガランテのほか、スラヴァ(1995)、Lina Mkrtchyan(1990)とソ連のアーティストによる演奏が並ぶ。20世紀末レスリー・ギャレットやスラヴァのCDで一気に知名度が高まり、多くの歌手が録音し映画にも使われた


2011年11月13日 14:23