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眠れない夜【3】

眠れない夜3日目。

今日は最初から眠れない・・・を覚悟して一人の夜を楽しむことにしました。
dessart vinnegar 飲むハイビスカスの酢をHOTのお湯割りにして
VODKAを少し入れました。
身体が温まりおいしいです。%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%B9.JPG

それとマロングラッセ。箱もおしゃれです。

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昔子供のころ・・私の部屋の窓のそばに葡萄の棚がありました。
太陽が葡萄の房の間から不思議な色でこぼれ落ちてくるのを眺めていたり、

雨が降ると雨の音と雨のしずくが水たまりに落ちていき
水たまりに混じり ひとつのかたまりになっていくのが面白くてずーっと見ていたり
何かを空想して考えて想像しているのが好きでした。

今は丁度そんな感じです。
ただ想像することは昔よりも複雑になり、その中で時にもがいている自分がいるのですが。ともすれば埋もれてしまいそうな、つぶれてしまいそうな自分の存在を色々なことを考え想像しながら構築中です。そういえば11月ごろにも1回あったなこの感じ!
どうも1年に何回か自分の見直しを自然としているようです。

今日は娘がなんでヘッセを読みたいの?と聞いてきました。
私の勝手な解釈ですが、彼の詩や作品を読むと世の中の立て前と
本音の中で苦しみ、社会の不条理さを感じそれに適応できない自分に
悩むところに共感してしまうのです。絶望しつつも人生の素晴らしさ
美しさに気がつきそれを愛しているところにも魅かれるのです。
人間として芸術家として悩み揺れながら語られる言葉に私はほっとし
真実を感じるからよと娘に答えました。

あとPOEMは好きなのですね。すべてを語りきらないところから
美しい言葉の隙間から自分なりにニュアンスを感じ、想像していくことが
楽しいのです。
それが作者の意図することと違っていてもいいと思うし。
ヘルマンヘッセのファンに勝手な解釈をしないでと言われそうですが。

もう少し夜を楽しんで寝ます。


2012年01月27日 01:12