今日はコンクールでした。

先週から始まったコンクールは今日で終わりました。

コンクールというと、上手な人しか出れないと思っていらっしゃる
かもしれませんが。
(まぁ公開の審査に耐えられるもの)というお約束はあるのですが
当スタジオでは、出たいという生徒がいれば、間違いなく上手に
して、出場させます。

上手になることや、人に感動をしてもらう術を知ることは
生徒の達成感だったり、これからの努力の源だったり
自主性だったり、表現の成長の糧や自信になればいいなと
いつも思っています。

本来、私は芸術は優劣を決めたり、点数を競うものではなく自分の中に
あるものだと思っています。だから、勉強のようにきちんと点数化
されることには抵抗があります、その成績に振り回されたり、
上手になる為には手段を選ばずいい成績をとる・・・という考え方はまったく
ありません。

どの生徒もコンクールを上手に経験として取り入れて、更なる努力を
したり、自分を見つめたりしてほしいと思っています。
もちろん自分の芸術性を高める場所にもしてほしい。
応援してくれる親や先生や仲間への感謝の気持ちを込めて
舞台に挑む場所であってほしいと思います。

今日は小学2年生から、コンクールに出ていて色々な賞を頂いた大学生が
手伝いに入ってくれました。自分の小さい頃を思いだしてか、本当によく
後輩の面倒を見てくれました。
私が昨日より身体を痛めているのも気を使いながら・・・
後輩の面倒の見方は私が、昔、彼女にしてあげたのにそっくり。

成長した彼女を見て、そしてまた、成長に導かなくてはいけない生徒を
見て、暖かい気持ちになった今日でした。

勿論、コンクールにでなくても生徒達が
バレエや友人や私や講師達を通じて成長できる
スタジオでいたいものです。

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