過去に投稿された記事です

子供達の感性を育む・・

今日は大岡山での指導、1週間ぶりに会う生徒達もいて、お顔を見ると
嬉しい気持ちになります。
帰りにスタジオを閉めて、シャッターを下ろしながら、『生徒達、可愛いいな。
この子たちのこと、私は大好きなんだな!』と改めて思いました。

子供はこちらが真っ直ぐに、正直に思いやりを持って向き合えば
素直な心で答えてくれる。可愛いです♡

大人は はぐらかしたり、よけたり、濁したり、計算したり・・・面倒くさいけど。

でも、今、私の廻りにいてくれる人達は、皆、私には真っ直ぐ向き合っていて
くれるから、私は幸せです。人と人は暖かい心で繋がりたいですよね。

kuri.JPG

sezannue.JPG
生徒からセザンヌ展に行ってきたの!
とお土産を頂きました。
バレエだけでなく、色々な芸術に触れ感性を磨くのには大賛成!
私も行きたいな!

そういえば、今日エルミタージュ美術館のTVを観ました。
エルミタージュ美術館では地元の子供達に無料で美術館を公開しています。
小さなころから本物の芸術に触れられる環境があっていいですね。
(大英博物館も地元の子供達は無料だった気がします)
海外は子供の頃から芸術に親しむことで豊かな感性やセンスや文化を
愛する精神を育んでいるのだと思います。

もうひとつそのTVで感銘を受けたのは、エルミタージュ美術館の女性職員が
ヒトラーから美術品を守るために避難をせずに900日もの間、
美術館の地下で作品を守っていたという話。

多分、戦火の中でも、好きな美術品や絵画についての談義や研究をしたりする時間は
穏やかな喜びに包まれていたのだろうと想像できます。

芸術は人の心に言い知れぬ、喜びと優しさと希望を抱かせてくれます。

日本ももう少し質のいい文化を子供達の成長過程で、十分に与えられるような
国家であればいいのに・・・くだらないものが多すぎ、感覚が貧相になって
しまいますよね。

2012年05月02日 00:03