こんばんは。
早くも１週間が終わろうとしています。

今日は大岡山で小さい生徒のレッスンがありました。
クラスには２歳とか３歳の生徒達が沢山入会してきました。

２，３歳の子供達は機嫌がいい時、頑張る時、泣く時、ママから
絶対に離れないとか・・色々です。

その度にお母様が悪そうに、謝られたり、心配したり、まだ習わせる時期では
無かったかも・・・と気をもまれます。

お父様もそんな様子を聞くと
小さいうちにバレエが出来るの？？？と思われることでしょう。

でも決められたレッスン時間内で、足をあげたり、くるくる廻ったり、
つま先で立ったりが２，３歳の子供のバレエの練習とは
私は思わないのです。
その時間にやらなくても子供達には限りなく時間があります。

１週間は７日
１日は２４時間
１週間は１６８時間あります。

その中の今日の１時間をきちんとバレエのレッスンを受けなさい!とは大人の考えです。
子供は自由です。１６８時間をどのように使ってもいいのです。

決められた時間にきちんとレッスンしなくても、見て感じたことを１６８時間の中で
小分けにして、真似をしていたら、それは立派な練習だと思うのです。

子供達に必要なものは上質な刺激と感覚と創造力です。

だから、レッスン時に恥ずかしくて、甘えん坊でママから離れられないで
レッスン出来なくても、いいのです。

私は『ママのおひざから、じ～っと観察していて、きっと家で真似してみるんだろうな』
と思って見ています。

親は焦らないで、細かいことは気にしないで、ゆったり子供に付き合って
ママのお膝から離れない時間を楽しめばいいのです。

家のスタジオには、３歳から気長にバレエに関わってきてくださった
お父様、お母様が沢山いて良い結果を子供達にもたらしています。
傍らには、気長に教えている講師と私がいます。

だから安心してくださいね。

成長は長い時間をかけて、気長に焦らず見守るのが一番です。
（今の日本の教育とは少し隔たりがありますが、でも家のスタジオの生徒は
どの子もすくすく、、子供らしく、やさしく、よく気の付くのびのびした
礼儀正しい子供に育っています。)
親ばかならぬ、先生ばかでしょうか
本当にそう思うのですが(~_~;)

過去の日記一覧へ