今日は、大岡山です。
ピアニストも来るので今日も楽しみましょう。

先日、ある講師と話す機会があり、《引く》話となりました。
たまたま、前日に退会をする中学生の女の子が来て、
皆におかしを配りながら・・・「今まで、ありがとう～」と
お母様と配り始めました。

退会の理由は、「学校が忙しいので・・・残念ですが」というものでした。
ひとそれぞれ、生活のキャパシティーが違うのでその子には両立が無理で
あったということは、理解できます。

でも、今の時代、暇な生徒はいるのでしょうか？学校、クラブ、試験、塾
どの子も、なんとか時間をやりくりし、学校や塾を頑張りつつ、好きな習い事を
しているのです。
そして、なんとか大変な中、バレエを続けていくモチベーションを保っているのです。

私も今までに、続けてこれなかった事柄は、沢山あります。
バレエにしても辞めなくてはいけなかったり、休んだりしたことも勿論あります。
それは、私の苦い思い出ともなっています。

実は今も、忙しいのを理由にお稽古に行けていない苦い時期なのです。
(怠ける心のほうが大きいだけなので苦いのです)

自分が頑張れなくて辞めるときは、そっと引くのだと思っています。
勿論先生には、お世話になったご挨拶は必要ですが
頑張っている仲間には、とても明るく「辞めるね」などと
言えるものではありません。

話をしていた講師もそっと引いてきたそうです。

そのお母様に、私は「退会時のご挨拶で、辞めますと仲間におかしを配ったりすることは、バレエの
世界では、しないことですので、今後覚えておかれたほうがいいと思います。」と
さりげなく、ご注意をしました。

するとお母様は逆切れして「私はおかしいことだと思いません!!学校などでもそうです!」
「あたりまえのことをしているだけです!!」と、むっとして声を荒げてきました。
私はびっくりして、「そうですか・・・」と留めておきました。

学校とは違うと思うし・・・・転勤や引っ越しの場合は私も、お別れ会をしてあげたりした
こともあります。
頑張っている人達に明るく、さよなら～を言うことは自己満足に他ならない・・
自分のどこかに、頑張れなかった負を残すのは嫌なのかもしれないけれど・・・・
その苦い感じが、また途中で辞めようと思った時に、もうひと頑張りをさせてくれる気が
するのです。
これは、私は母から教えてもらったことです。

多分私も、何かの折に娘に伝えていくと思います。

なんてきれいな包み方♡

銀座　きくのや　の銀座、金座という和菓子。

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