ひとつのお稽古を集中して続けるうちに、深いところで他の分野との
共通点を見出していく。

バレエはヨーロッパの伝統芸能である。身体と心の無駄を省き、形に心を
入れていく。
茶道も無駄のない動作と形の美しさ、形の中にはお茶をたてつつおもてなしの
心が込められている。

海外の伝統芸術から日本の伝統に興味を持ったスタジオの生徒達の為だけに
お茶会を催してくださったお茶の先生。

雨に濡れた石畳も雨に濡れた木々も、しんと冷え込んだ畳さえ一つの喜びと
感じさせるお茶のおもてなしの心。

そこから私たちは多くのものを感じ取ることができ、新たな自分を発見した気がする。

この機会を与えてくださった先生に感謝、すべての出会いに感謝である・・・

　　　

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